【プラチナ950と900の違い】含有量や価格、お手入れ方法まで
プラチナといえば高級感があり、特別な存在感がありますが、プラチナにも種類があります。
今回は、プラチナ950と900の違いについて詳しく紹介します。
プラチナは、純度が高くなるほど柔らかくなり、加工が難しくなるため、プラチナ950は、プラチナ900に比べて高価です。
また、プラチナのお手入れ方法にも違いがあるため、しっかりと知っておくことが大切です。
目次
プラチナ950と900の違い
プラチナは非常に希少な金属であり、高級ジュエリーの作成に使用されます。プラチナは他の貴金属と比較して非常に酸化にくく、耐久性があります。
プラチナの純度は、プラチナの含有量によって異なります。プラチナ950は、プラチナの含有量が95%であるのに対し、プラチナ900は90%です。この違いにより、プラチナ950はより重く、純度が高いです。
今回、プラチナ950と900の違いを詳しくご紹介します。最後までご覧頂ければ幸いです。
数字の部分はプラチナの品位
金の品位1000分率を用いられます。プラチナ950の場合、950‰がプラチナ、50‰がパラジウム、ルテニウムなどの割金です。ほかにも色々な品位のプラチナがあります。
プラチナの品位、含有量など
金属名 | 元素記号 | 和名 | 合金 |
刻印
|
プラチナ (含有率) |
割金 (パラジウム、ルテニウムなど) |
用途 |
プラチナ |
Pt |
はっきん 白金
|
プラチナ1000 | Pt1000 | 999.9‰ |
– |
インゴット(投資など) |
プラチナ950 | Pt950 | 950‰ | 50‰ | 宝飾品、婚約、結婚リングなど | |||
プラチナ900 | Pt900 | 900‰ | 100‰ | 宝飾品 | |||
プラチナ850 | Pt850 | 850‰ | 150‰ | ジュエリー用のチェーンなど |
プラチナ950と900の違い
ジュエリーとしてよく使われるプラチナ950と900の違いについて比べてみます。
プラチナの含有量、価値
プラチナは高級な素材として知られており、プラチナ製品を購入する際には、プラチナの含有量が重要な要素の一つです。
プラチナ950と900の含有量には違いがありますが、価格が同じぐらいである理由は、最近ではパラジウムやルテニウムなどの割金が高騰しているため、プラチナ900の方が高価になる場合があるからです。
また、ジュエリーとして身につける場合、純プラチナ(プラチナ1000)だと柔らか過ぎて変形しやすいため、プラチナに割金を加えて合金にすることで強度を増しています。しかし、プラチナの価値自体はそれほど変わらないため、プラチナを使用した製品は、高級で美しく、耐久性にも優れていると言えます。
プラチナの耐久性
プラチナ950と900は、高純度であるため、ジュエリー作りに最適な素材です。また、プラチナは非常に希少な金属であり、その美しさから、結婚指輪や婚約指輪に使用されることが多いです。
プラチナは、酸化にくく、変色しにくいため、長期間使用しても、いつまでもキレイな輝きを保ちます。
また、プラチナは、肌に優しく、アレルギーを引き起こしにくいため、繊細な肌の方でも安心して身に着けることができます。
プラチナの硬度
プラチナ1000の純度だと柔らかすぎて、ジュエリーとして使うことができません。そこで、プラチナには割金を加えることで硬度を上げられるという特徴があります。
割金の配合によって、プラチナ950と900でも同じぐらいの硬さを実現できます。また、プラチナは酸化しにくく、展性、延性、粘り強さに優れた素材としても知られています。そのため、繊細なデザインのジュエリーにも多く使用されています。
プラチナの見た目
プラチナ950と900の見た目はほとんど変わらなく、同じく黒っぽい光沢です。
金属アレルギー
純プラチナは金属アレルギーを起こすことはほとんどありませんが、プラチナ950と900の場合、強度と加工性を高めるため割金のパラジウムを入れています。パラジウムは非常にアレルギーを起こしやすい素材です。
そのため、金属アレルギーを持つ人は、プラチナ製品を選ぶ際には、パラジウムの含有量に注意する必要があります。
どちらがおすすめ
デザインは勿論、素材の良さや耐久性の面で考えると、プラチナ950でも900でも非常に優れています。どれでも純度が高く、長年において変色やアレルギーの心配などは少なく、安心して身につけられます。
ニーズや使うシーンなどによって選んだ方がいいです。
高級素材を使ったオーダーメイドジュエリー
当店では、高級素材を使ったオーダーメイドジュエリーを制作しており、お客様のご要望に合わせたデザインを提供しています。以下は、当店のオーダーメイドジュエリーについての特徴です。
・プラチナ950や900をはじめ、18金やK18などの上質な素材を使用しています。
・経験豊富な職人が、お客様のイメージに合わせたデザインを提案します。
・お客様のご希望により、ダイヤモンドや宝石を使用した豪華なジュエリーも制作可能です。
ジュエリーのサイズやデザインの変更も承っております。お客様へのご提案はもちろん無料ですので、お気軽にご相談ください。当店のオリジナルデザインのジュエリーで、特別な日をより一層華やかに演出しましょう。
オーダーメイドジュエリーのご注文方法・流れを紹介します
お手入れ
プラチナの場合、頻繁にお手入れする必要がありませんが、やはりプラチナの美しさを長く保つために、定期定期にした方がおすすめです。
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関連情報
オリジナルアクセサリーブランド|Vary
Varyはオリジナルアクセサリーブランドです。
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