【貴金属の知識】プラチナとホワイトゴールドの違い
見た目が同じ、何か違うの?
プラチナとホワイトゴールド、どれがいいの?
お手入れ方法を教えてもらいたい。
目次
プラチナとホワイトゴールドの違い
プラチナとホワイトゴールドの違い、それぞれの特性、お手入れ方法などについて伝えます。
宜しくお願い致します。
品位、含有量
名称 |
刻印
|
プラチナ (含有率) |
割金 |
プラチナ900 |
Pt900 | 900‰ |
100‰ (パラジウム、ルテニウムなど) |
18金ホワイトゴールド |
K18WG | 750‰ |
250‰ (パラジウムなど) |
プラチナ900と18金ホワイトゴールドの違い
代表的なプラチナ900と18金ホワイトゴールドを比べてみます。
含有量、価値
プラチナ900の方がプラチナの含有量が多く、比重も高いため、同じ大きさのリングでも、プラチナが重いです。
18金ホワイトゴールドの場合、金の含有量が少ないですが、近年、色々な原因で金の価格が上昇していて、同じ大きさのリングでも、価格さほど変わりません。逆に、18金ホワイトゴールドの価格が高くなる場合があります。
プラチナが下がったり、上がったりしますが、金の場合、上下揺れ動いていますが、穏やかなに上がっています。
なぜ、ジュエリーの場合、純金、純プラチナを使わないというと、柔らか過ぎて変形しやすいのです。割金を入れて合金にすることで強度が増します。
耐久性、硬度
プラチナ900は融点が高いため、非常に酸化にくい金属です。ほとんど変色することがありません。
18金ホワイトゴールドは、元々薄い黄色い金属光沢のため、ロジウムメッキコーティングを施すことが一般的です。メッキのため、年月に立つとメッキ膜が摩耗され、元の色に戻すことがあります。
※メッキ加工について、使う頻度にもよりますが、そんなに簡単に取れません。
見た目
プラチナ900と18金ホワイトゴールドの見た目はほとんど変わらなく、同じく黒っぽい光沢です。
18金ホワイトゴールドの中身は薄い黄色い金属光沢です。
金属アレルギー
プラチナ900は金属アレルギーを起こすことはほとんどありません。
18金ホワイトゴールドはパラジウムの含有率が高いため、アレルギーを起こすリスクが高いです。
人によって違いますので、絶対起こさないことはありません。アレルギー体質の方はどれでも要注意!
どちらがおすすめ
以上、プラチナ900と18金ホワイトゴールドの違いについてご紹介しました。
デザインから選ぶのが基本ですが、ご紹介したそれぞれの特性を考えながら選んだ方が無難です。
お手入れ
プラチナ900と18金ホワイトゴールドの美しさを長く保つために、定期定期にお手入れした方がおすすめです。
アクセサリー、ジュエリーのお手入れ方法 金属と宝石それぞれ詳しく解説する
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