【注意喚起】国際詐欺の話　騙される寸前

 

Varyはアクセサリー、ジュエリーの企画、デザイン、販売などを行うブランドです。今まで国内で販売しているため、国際取引について全く知らず、騙される寸前です。同業者の方も異業者の方も同じような詐欺を遭わないように事件の経緯を皆様にお伝えします。

 

今回の事件がスムーズに解決できたのが「STORES」決済サービスの担当者様のおかげです。国際取引について色々教えて頂きました。併せてご紹介します。

 

 

取引商品

 

喜平ネックレス

 

 

取引金額

 

30万円位

 

 

事件の経緯

 

ある日突然、ホームページのお問い合わせフォームから英語でのお問い合わせがあり、喜平ネックレスを探していたお客様です。

 

 

色々提案して選んでもらいました。オーダーを決めた後、国際取引したことがないため、決済できるサービスがよくわからなかったです。お客様が「STORES」という決済サービスを紹介してくれました。

 

 

スムーズに決済できました。途中で怪しいと思ったことがありますが、もう支払ってくれたので大丈夫でしょう！と思いました。

 

 

数日後、「STORES」決済サービスの担当者からメールが来ました。高額の取引のため、取引の経緯を聞かれたました。

 

 

担当者とメールでやり取りで分かったのは、支払いの後でも、お客様が返金を申請できることです。本人確認書類の名義とカード名義が一致している証明ができなかったら、信用販売の責任があるため、申請が成立します。

 

 

この詐欺の狙いは商品を到着した後、支払いをキャンセルし、商品も戻てくれなくなります。早速、本人確認の協力をお願いしましたが、結局協力してくれなかったです。

 

 

結末

 

不正のリスクが結構高いので、こちらから取引をキャンセルしました。商品が発送していなくて本当によかったです。

 

 

気づいたこと

 

後から気づいたこと幾つあります。後知恵ですが…

 

 

外国語のメール

 

最初は外国語のメールだから、怪しいと思いました。

日本人の名前だから、外国に在住している日本人と思い込んでしまいました。

 

 

高額品の取引

 

ジュエリーの中で喜平チェーンは非常に換金しやすい商材です。国内でも一時期喜平ネックレスのトラブルも起こったことがあります。

 

 

感情のないやりとり

 

定例文みたいな決まった言い回しを送られてきました。しかも、同じ文書が二度と送ってくる時があります。

 

 

商品より発送日

 

やりとりの中で商品の良さはどうでもいいみたいで、いつ発送するのが何度も聞かれました。

 

 

今後取るべき行動

 

今後、騙されないようにとるべき行動をいくつにまとめました。参考になれば幸いです。

 

 

外国語のメールを無視すること

 

今後、外国の取引を一切しない場合、外国語のメールを全部無視した方がにリスクがないです。

 

 

本人確認をしっかり確認すること

 

本当の外国のお客様を逃したくない場合、以下をご確認の上、お取引した方が無難です。

 

 

本人確認

 

身分証明書などの本人確認できる書類の写真を提出してもらい、支払い用のカード名義と一致するかどうかを確認します。

 

 

カード名義、番号の確認

 

お支払い用のカード末４桁と決済サービスを利用した番号が一致するかどうかを確認します。

 

 

住所の確認

 

私書箱、転送サービスなどを利用している場合、不正な可能性が高いです。要注意！

 

 

銀行振込にする

 

決済サービスはキャンセルされる場合があるため、銀行振込を利用するのも一つの手段です。

 

 

まとめ

 

今回、損失がなくて本当に良かったですが、一か月ほどかけてやり取りして本当に時間の無駄です。でも、よくよく考えると、良い勉強でした。2度と騙されないように自分にとっていい経験でした。そして、皆様にも役に立てれば幸いです。