前回、「ジュエリー制作工程　石留、仕上げ編」についてご紹介しました。

今回、制作できたジュエリーの検品、梱包、発送について詳しくご紹介します。

よろしくお願いいたします。

5回目　ジュエリー検品、梱包、発送編【もっと知りたい　ジュエリーの世界】

検品

前回、仕上げたピアスを実体顕微鏡を使い、検品します。

こちらの写真は35倍拡大してロウ付け箇所、磨き傷、石の緩み、石の欠けなどをチェックしているところです。

ロウ付け箇所

ロウ付けちゃんとしたかどうかをチェックします。ロウが少ない場合、ロウを足します。多い場合、リューターで削ります。

磨き傷

磨く時、前工程の傷を残った場合、キレイに磨き直します。

石の緩み、欠け

石がある場合、石の緩みと欠けをチェックします。緩んだ場合、抑え直します。石を欠けた場合、新しい石を取り換えて、留め直します。

全部チェックして問題がなければ、キレイに洗浄して梱包作業に入ります。

梱包

梱包はニ種類がります。ギフトラッピングありとなしです。

ギフトラッピングなし

ギフトラッピングやケースなど希望がなければ、簡易包装でお送りします。

ギフトラッピングあり

ギフトラッピングありの場合、ガラスドームの中に入れてお届けします。

アイテムによって梱包が違う場合があります。ご参考ください。

お客様の要望に応じてオリジナルケースを作成することも可能です。是非ご相談ください。

納品、発送

納品

お客様のご要望に応じて現地に行って納品する場合があります。使い方、お手入れなどを教えながら納品します。

発送

梱包終わった商品を送り先を貼って発送します。

まとめ

いかがだったでしょうか。初回、CADによるジュエリーデザイン、制作、仕上げ、梱包、発送など、5回にわたてご紹介しました。

こちらの記事は、プロ向けの記事ではなく、「ジュエリーの世界をもっと知りたい素人」のため、分かりやすくジュエリーの知識などをご紹介するコーナーです。

今まで、３DCADによるジュエリーの制作方法をご紹介しました。次回から、ワックスによるジュエリーの制作方法を何回に分けてご紹介します。ご期待ください。

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